グリーン企画BLOG
2021.05.16
放置されている空土地は市街化調整区域だったら
~市街化調整区域~
秋田市、本日曇り空から雨日に。
今日が雨だと知ったからパクチーの種を蒔いておきました。
種からの発芽は温度と水が大切なので、気温が暖かくなったら雨日が続くと思ったら前の日に種まきをしています(^-^)
水やりの必要がないから少し手間が省けます(>_<)
でも、小さな苗は雨前には植え付けないでくださいね。
まだまだ子供だから折れちゃったり、倒れちゃったりしますから、苗植えは雨日をさけてあげてくださいね。
先日、調査依頼された放置されている外旭川の空土地。
使っていないなら貸してほしいという要望ありますよね。
尋ねたら貸主さんも使用に困っている長年空いている土地が300坪。
本来、借りたい人と貸したい人がマッチングしたらうまく話はまとまります。
でもちゃんと調べてくださいね。
その土地が、市街化区域なのか市街化調整区域なのか、
そして登記簿の地目が田か、畑、雑草地、山林なのか宅地なのか。
市街化調整区域の農用地となると、貸すにも売るにもいろいろな規制がかかってきて、なかなか運用することができないんです。
今回も貸主、売り主の双方の意見はまとまったもののいざ農業委員会へ訪問すると、この地区は特に農地以外としての使用は不可、貸すことも不可・・・なんです。
ただ放置されている土地は運用することもできない状態です。
市街化区域の農地は転用は届け出で足りるのに対し、
市街化調整区域の農地は、農地以外として駐車場や資材置き場などとして転用する場合は、農業委員会の許可が必要です。
そして、市街化調整区域の中でも更に細かな区域わけがされているので要注意です。
調整区域内の農用地でも緩和制限がある地域と、
農地以外で一切の使用を認められない地域に分かれています。
市街化調整区域で価格が安いからといって購入できたとしても、建築ができない、駐車場にできない、資材置き場にできないなんてこともありますから購入する前にきちんとプロの不動産会社に調査してもらうことをおすすめします。
その土地、お調べします。(^^♪
RISU